ウーバーイーツで働きたい人の多くは以下のように「月収」で悩んでいるのではないでしょうか。
- ウーバーイーツで働きたいけど生活できるくらい稼げるか不安
- 「楽に稼げる」と聞くがそんなうまい話はないでしょ?
- 自由な働き方に憧れるけど、今と変わらない生活水準を保てるの?
- これから子供が大きくなり、お金がかかるがウーバーイーツ配達員に将来性はあるの?
- ウーバーイーツで働いても一家を養いつづける責任は果たせるの?
「楽しく、自由に仕事ができたらいいな」とは誰もが考えることですがそんなに現実は甘くないですよね。
そこで今回は”ウーバーイーツ配達員で現在の月収を稼ぐのにかかる日数”と”ウーバーイーツ配達員のリアル””将来性”を解説していきます。
ウーバーイーツ配達員として働くを漠然と考えていた人、自由な働き方をしたいけど生活が不安でなかなか一歩踏み出せなかった人は参考にしてみてください。
また「意外と稼げるんだ!」と思ったら副業から初めてみてもいいでしょう。
ウーバーイーツでは月収30万円以上を月20日以下で稼げる
本業の月収を手取り30万円とすると、ウーバーイーツだと最低21日で稼げるでしょう。
※平日8時間勤務の場合・1時間3件時給1,500円で計算
ウーバーイーツの配達報酬は配達の都度変わる
1件あたりの配達報酬=配送料(基本金額・配達調整金額)+(インセンティブ)ー10%(手数料)
ウーバーイーツの配達報酬は、配達距離・道の混雑状況・注文の集中度合い・配達員の人数によって配達の都度変更されます。
配達単価は大体400円~500円で、1時間に3件配達はできるので時給1,500円は普通です。
ただ1時間に4件配達で時給2,000円、5件配達で2,500円と時給は自分次第で上げられます。
インセンティブで配達単価を上げられる
・クエスト:一定期間内の配達数に応じて支払われる報酬
・ブースト:配達需要が高い時間帯・悪天候時に配達単価に倍率で支払われる
・ピーク料金:配達需要が高いのに配達員がいない地域で配達した場合に追加で支払われる
・オンライン時間インセンティブ:待機時間に1配達以上した場合に一定金額支払われる
・チップ:注文者が配達員に支払う感謝料
上記5つのクエスト・高ブーストの狙い方次第で21日かからず月収30万円稼げます。
【メリット】ウーバーイーツ配達員と会社員の違い6つ
ウーバーイーツは本業と同じくらい、本業以上に稼げる可能性があると分かったと思います。
続いてはウーバーイーツ配達員と一般的な会社員の違いを良い部分だけ厳選して解説します。
①配達時間は決まっていないので自由度が高い
ウーバーイーツ配達員は、受けられる配達の時だけ出勤すればよいので時間に縛られません。
配達エリアごとに営業時間は異なりますが、大体朝9:00~夜24:00で好きな時間帯に”オンライン”にすれば出勤完了。
「満員電車でつぶされるストレス」からも解放されます。
②服装も決まっていないので予定の間に稼げる
ウーバーイーツ配達員の服装は”清潔感のある服装+配達バック”ならOKなので、予定の間にサクッと稼げます。
会社員は会議や訪問がないのにスーツでカチッとしていなくてはいけないので、肩肘が張って疲れるでしょう。
ウーバーイーツなら気候やその日の予定に合わせて、自分の好きな服装で働けるのでストレスがたまりづらいです。
③時給を会社員よりも上げられる可能性がある
ウーバーイーツでは最高時給1,500円超の時もあり、会社員よりも稼げる可能性が高いです。
会社員の給料を時給で計算すると、1,000円~高くても1,200円くらいでしょう。
ですがウーバーイーツでは、自分の働いた分だけ報酬になるので自分次第で時給を上げられるようになります。
今の手取りに不満がある、給料+αの報酬が欲しい人におすすめです。
④週払い・日払いなのでお金が必要なタイミングで働ける
ウーバーイーツの報酬は週1回振り込まれるので、急にお金が必要になったタイミングや手持ちが少ない時にちょうどいいでしょう。
ウーバーイーツでは月曜日締めで水曜日には配達報酬が振り込まれ、現金配達ならその日のうちに報酬を受け取れます。
「どうしても飲み会のお金が足りない」「どうしても欲しいものがある」そんなときの味方になってくれるでしょう。
通販の代引きと同じ決済方法です。
注文者と直接金銭のやり取りをして現金を預かるので、配達料金をその場で報酬として受け取れます。
➄同僚がいないので人間関係のストレスから解放される
ウーバーイーツ配達員には同僚や上司などの仕事仲間はいないので、1人でもくもくと働きたい人に向いています。
会社では協調性を大切にしなくてはいけず、苦手な人でも自分の時間を削って付き合っていかなくてはいけません。
ですがウーバーイーツは個人勝負で出来高制なので、自分の時間を大切にしながら自分の心も守っていけるでしょう。
ただ人とワイワイしながら働きたい、人とかかわっていくのが好きという人には厳しいかもしれません。
⑥完全歩合制なのでモチベーションの維持につながる人も
ウーバーイーツは完全歩合制なので頑張った分だけ報酬に反映され、モチベーションに繋がりやすいです。
会社では頑張って昇給のチャンスを獲得しても、増える責任に対して給料は+1,000円程度。
「割に合わない」「コスパが悪い」と感じている人もいるのではないでしょうか。
ウーバーイーツなら1時間あたり1件配達を増やせば最大+700円になるので、少しの努力で稼ぎを簡単に増やせます。
【デメリット】ウーバーイーツ配達員のつらいところ5つ
会社員との違いやメリットから「ウーバーイーツなら今より楽に稼げそうだな~」と思った人もいるのではないでしょうか。
残念ながら世の中には楽して稼げる仕事などありません。
ウーバーイーツ配達員のリアルを見ていきましょう。
①完全歩合制なので働かないと無収入に
ウーバーイーツ配達員は完全歩合制なので、配達すれば収入になりますが配達しなければ当然無収入です。
「そんなの当たり前でしょ?」と口に出た人もいるのではないでしょうか。
配達しなければ無収入とは、風邪や怪我などの体調不良時にも給料は出ず有休もないということ。
「ライブに夕方行きたいから半休取ろう」「なんだか頭が痛いからゆっくり仕事しよう」「上司がいないからさぼっちゃおう」なんて考えが通用しなくなるでしょう。
来月、今月、明日のご飯が食べられるか、家賃が払えるか、スマホ代金が払えるかがかかっているからです。
②心に余裕がなくなるので、体調とメンタル管理が必須に
ウーバーイーツ配達員全員が心に余裕がないわけではないですが、「配達しないと食っていけなくなるかも」と不安な人は多いです。
”配達しなければ無収入”なので体調を崩さないように気を付けたり、プレッシャーと少なからず戦う必要はあります。
ただ稼ぎ方のコツをつかんだり、配達に慣れて貯金が貯まれば気持ちにゆとりもうまれるので不安は初心者のうちだけです。
③確定申告で税金は後払いなので稼ぎすぎに注意
ウーバーイーツ配達員は個人事業主扱いなので、確定申告後に税金を支払うので手取り全てを使えるわけではありません。
会社員は国民年金や社会保険料などを天引きされた金額を”給料”としてもらうため、手取り全額自分のものです。
ウーバーイーツ配達員の”報酬”は天引き前の金額で、翌年3月までに確定申告が必要。
月100万円稼げば翌年15万円近くが税金に。
配達した分だけ稼げますが、稼ぎすぎには注意しましょう。
④悪天候でも屋外で配達するので体調面が合わない人も
ウーバーイーツは配達業なので、台風や雪などの悪天候でも屋外で配達しなくてはいけない点に注意が必要です。
会社員やアルバイトは屋内で業務を行うので、雨風にさらされる心配はないでしょう。
しかしウーバーイーツでは業務の90%が屋外なので、体調を崩しやすくなったり事故にあう可能性も考えられます。
またブースト(配達単価が倍率になるインセンティブ)が高いのも悪天候時。
稼ぎを焦る反面、体調も自己管理しなくてはいけないので厳しいと感じる人も多いのではないでしょうか。
⑤ウーバーイーツ配達員は増えて競争率が高くなる
ウーバーイーツ配達員はノースキルルで稼げるので、注文数に対して配達員が多くなり注文の取り合いになるでしょう。
注文数が一定なら配達員の単価は年々下がると予想できます。
そこでとりあえずウーバーイーツ配達員になって、副業をする感覚を身に付けてその感覚を他の将来性が高いスキル取得に生かすといいでしょう。
また現状ウーバーイーツ配達員は稼げます。
副業で稼げる金額に対して、時間の使い方を考えたり人生を考え直すきっかけにもなるので、1度働いてみるのがおすすめです。
ウーバーイーツで本業の月収以上に稼ぐ2つのコツ
最後にウーバーイーツで本業の月収以上に稼ぐコツを解説していきます。
ウーバーイーツは屋外での業務や稼ぎが不安定な面で不安な要素もありますが、”ノースキルで稼げる”点は何にも代えがたい魅力です。
本業を辞めるまでいかなくても、副業で+αの収入を確保したい人や自分で稼ぐ能力を身に着けたい人は参考にしてみてください。
①エリアの土地勘を付けてロスタイムを減らす
ウーバーイーツで効率的に稼ぐには、1件の配達に対するロスタイムを減らすことが重要です。
ウーバーイーツ1配達あたり500円の場合、1時間3件配達しなくては時給1,500円は達成できません。
ただ1件あたりの配達に制限時間や配達予想時間などの時間の区切りはないので、自分で設定して効率的に動く必要があります。
そこで1件あたり20分で配達を終えるには、数分のロスタイムを削減すること。
1番のロスタイムはGoogle マップで道を確認する時間だと言われているので、土地勘を付けるとすぐにロスタイムを削れてスピードを上げられるでしょう。
②ピークタイムに配達して効率的に稼ぐ
ウーバーイーツでは食事時に注文数が増加しブースト率が上がるので、配達単価が上がりやすく効率的に稼げます。
ピークタイムとは、注文数が増加するお昼と夜の食事時。
配達数や制限時間が決まっていない配達員にとって、月収を上げるには時給を上げる必要があります。
注文数が少ない時間に稼働して、配達の間に待機時間が発生したらその分時給が下がるので報酬も減ってしまうでしょう。
ピークタイムは配達員も増加しますが、注文が鳴りやまない盛況ぶりなのでピークタイム出勤はマストです。
ウーバーイーツの月収はノースキルでも上げやすい
ウーバーイーツは本業の月収よりも稼げますが、屋外・悪天候でも配達しなくてはいけないので楽ではありません。
ただノースキルで本業に+αの収入を作ったり、月収に余裕が欲しい時にサブポジションで「やりたい時にやる」と本業と副業のいいとこどりができるでしょう。
今すぐ会社を辞める必要はありませんが、人生の保険に登録しておくのがおすすめです。